セコム様にご協力いただき、社内でAED研修を行いました
街中でAEDが設置されているのをよく見かけますが、緊急の場面に遭遇したらどうしたらいいのか分からないという方は多いと思います。
私たちのオフィスにもAEDを設置しております。万が一の時に落ち着いて使えるよう、セコム株式会社 ホームマーケット営業部 兵庫新築課 様のご厚意により、研修に参加させていただきました。
■1分ごとに蘇生の確立は10%低下する
専用の人形を使い、実践的にAEDの利用について学びます。
両肩をたたきながら呼びかけ、119番通報とAEDを持ってきてもらう方を指定します。
そして、胸と腹部の動きを見て呼吸を確認し、胸骨圧迫を行います。
ここで大切なのは、感染症の危険があるので、人工呼吸は無理に行わなくてもよいということ。血中に残る酸素を脳に送り続けられるよう、胸骨圧迫を繰り返します。
■胸骨圧迫中にAEDが届いたら
AEDが手元に届いたら、AEDの電源を入れガイダンスに従って操作します。
電極パッドを体に貼ったらAEDが電気ショックが必要な状態かどうかを判断しますので、落ち着いてガイダンス通りに行動しましょう。
その間もAEDは心電図を記録し続けている状態ですので、一度電極パッドを体に貼ったらはがさないように気を付けます。
身体が汗や雨でぬれている場合はタオルなどでふき、体毛が濃く電極パッドが肌に貼り付かない方の場合は毛をそる必要があります。
※セコム様が提供されているAEDにはレスキューキットとして、服を切るハサミや手袋、カミソリ、タオルなどが含まれるものがあります。
https://www.secom.co.jp/business/medical/aed/model/
アクセサリーなどの金属はやけどの恐れがありますので、電極パッドからできるだけ遠ざけましょう。
■胸骨圧迫には大変な体力が必要
胸骨圧迫は胸部が約5センチ沈むくらいの強さで、1分間に100~120回のテンポで絶え間なく圧迫します。
手を曲げず、まっすぐ上から下に向けて圧迫し、しっかりと元の胸の位置まで手を戻すことが大事だそうです。
実際にやってみると、これがかなり大変です。
119番通報やAEDを持ってきてもらう人を指定するときに、胸骨圧迫を順番にできるよう人を集められたらいいですね。
■街中でもし緊急事態に遭遇したら
人が倒れているときに、冷静に判断して対応することはかなり難しいと思います。
ですが、傍観者にはならず、協力できるように、AEDの使い方や緊急時の流れを体験できたことは私たちにとって大きな一歩になりました。
セコム様、ありがとうございました!