医療デザインサミット2025 in 東大阪「ENDING DESIGN」が11月9日開催されました

一般社団法人ライフエンディング・ステージあさひです。
11月9日(日)、雨の降る中大阪樟蔭女子大学(大阪府東大阪市)で医療デザインサミット2025 in 東大阪「ENDING DESIGN」が開催されました。
※一般社団法人ライフエンディング・ステージあさひは、「医療デザインサミット2025 in 東大阪 ENDING DESIGN~人生の終焉をデザインする~」に協賛しています。
■医療デザインサミット2025 in 東大阪
このイベントは、医療者自身が自分の死生観と向き合うことで、真の意味での人生会議を地域に根付かせることを目的とした試みです。
医療者は日々「死」と向き合いながらも、自身の死生観について深く考える機会は限られています。敬遠・タブー視されがちな話題を、自然な形で自身に問いかけたり大切な人と話したりするきっかけが大切だと考えられ、開催されています。
■「さいごの授業」

カーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授の実話をもとに、「余命半年と知ったとき、あなたは誰に、どんなメッセージを残しますか?」という問いについて、東大阪市出身の淀川キリスト教病院 緩和医療内科主任部長の池永昌之さんとファイナンシャル・プランナーで生活経済ジャーナリストのいちのせかつみさんがお話しされました。
■「越境ブレスト」
その後、東大阪プロジェクトのチーム主導で「越境ブレスト」というワークショップが行われました。このワークショップは、3人のプレゼンターによる地域生活での夢の実現に、質より量を大事に、多職種がどんどんアイデアを出し合うブレーンストーミングです。
実際に、参加者や開催者、講師も一緒に大きく円になって座り、職種の垣根を越えテンポよくアイデアを出し合う熱い時間を共有することができました。
最後は一日の振り返りと、来年のサミット開催を約束して幕を閉じました。
■このイベントを通して
私たちも日々の業務と向き合う中で「残りの人生をどう生きたいか」「逝去の際に希望することは何か」など、ご契約者様とよくお話しする機会があります。
ですが、「では自分自身は?」と問われると、深く考えられていないこともあるのかもしれません。
私たちは医療者ではありませんが、「人生会議を地域に根付かせる」意識をもって日々業務に取り組んでまいりたいと思います。
イベントに関連するすべてのみなさま、ありがとうございました。
医療デザインサミット2025 in 東大阪「ENDING DESIGN」
https://mdc-japan.org/design-summit2025