総務省による業界初の全国調査が実施されました
8月7日、テレビや新聞で「身元保証」「高齢者サポート事業」という言葉を聞かれた方も多いのではないでしょうか。
これは、全国で初めて総務省が実施した
『身元保証等高齢者サポート事業をめぐる全体像を明らかにし、消費者保護の推進とともに、身元保証等高齢者サポート事業の健全な発展に必要な施策の検討に資する調査』
の結果が、報道されたものです。
弊社も、事業開始から 5 年を経過し、活動実績があることがうかがえる事業者として、昨夏に調査員が来訪、ヒアリング調査に協力しました。
質問内容は、
・高齢者との契約を行うにあたり配慮があるのか
・判断能力が不十分になった場合、後見制度への円滑な移行体制があるのか
・契約の履行(特に本人亡き後の死後事務)は担保されているか
…など、とても丁寧に聞き取っていただきました。
他の事業者の活動を知る機会がなく、今回の調査報告を見て、見倣いたい取り組みを知る反面、本当に大丈夫なの?お客様の大事な時にサポートできるの?と、不安を抱く結果もありました。
この、身元保証等高齢者サポート事業は、監督省庁が無く、また参入障壁が低いため、良くも悪くも様々な事業者が活動しています。
依頼先が私どもでなくても、お客様に、一生に一度の〝保証団体選び〟を後悔してほしくはありません。
この業界が信頼を得ていくためには
▼一定のサービス基準(ガイドライン)を定める
▼基準を満たしているか第三者の担保が必要
と、報告書では問題提起されています。
お時間がある時に、是非一度、報告資料をご覧ください。
総務省|報道資料|身元保証等高齢者サポート事業における消費者保護の推進に関する調査 <結果に基づく通知> (soumu.go.jp)